○青森県若者定着奨学金返還支援基金条例
令和四年三月二十八日
青森県条例第三号
青森県若者定着奨学金返還支援基金条例をここに公布する。
青森県若者定着奨学金返還支援基金条例
(設置)
第一条 企業等と連携して本県への若者の定着を促進するために大学の卒業者等の奨学金の返還を支援する事業(以下「若者定着奨学金返還支援事業」という。)に要する経費の財源に充てるため、青森県若者定着奨学金返還支援基金(以下「基金」という。)を設置する。
(積立額)
第二条 基金として積み立てる額は、一般会計歳入歳出予算で定める。
(管理)
第三条 基金に属する現金は、金融機関への預金その他最も確実かつ有利な方法により保管しなければならない。
2 基金に属する現金は、必要に応じ、最も確実かつ有利な有価証券に代えることができる。
(運用益金の処理)
第四条 基金の運用から生ずる収益は、一般会計歳入歳出予算に計上して基金に編入するものとする。
(基金の処分)
第五条 基金は、若者定着奨学金返還支援事業に要する経費の財源に充てる場合に限り、これを処分することができる。
(繰替運用)
第六条 知事は、財政上必要があると認めるときは、確実な繰戻しの方法、期間及び利率を定めて、基金に属する現金を歳計現金に繰り替えて運用することができる。
(委任)
第七条 この条例に定めるもののほか、基金の管理に関し必要な事項は、知事が定める。
附則
1 この条例は、令和四年四月一日から施行する。
2 この条例は、令和十七年三月三十一日限り、その効力を失う。